銀行の金利が低く、利子が付きにくくなっている昨今、余裕資金を投資に回す方が増えています。
そんな中、初心者でも始めやすい投資として、融資型クラウドファンディング(通称ソーシャルレンディング)が広がってきています。
そこで今回は銀行預金とソーシャルレンディングのメリット・デメリットを比較してみましょう!
はじめに 銀行とソーシャルレンディング業者、儲けの仕組みは似ている?
銀行は一般の方が預金したお金を企業に融資し、金利をつけて返済してもらいます。そしてその金利が利益となります。
ソーシャルレンディングも、基本的には金利で儲けるビジネスです。
ではその差は一体何になるのでしょうか?
銀行預金は低リスクだが利子がほとんど付かない。
・融資先を選べない
銀行の場合、預金されたお金の融資先を選ぶことができず、銀行が決めます。
・リスクは銀行が持つ
貸し倒れが起こった場合でも預金者には影響がなく、損は銀行側が持ちます。
これは銀行預金の大きなメリットです。
また、もし銀行に何かあっても、最大1000万円までは預金が保障されます。
・金利が低い
大手銀行では、金利は0.001%程です。例えば100万円預けても、年たったの10円しか利子がつかないのです。これではタンス預金とほとんど変わりませんね!
ソーシャルレンディングは高金利、銀行よりはややリスクがある
・融資先をある程度選べる
ソーシャルレンディングでは融資するファンドを自分で選ぶことができます。
具体的な投資先企業の情報は明らかにされませんが、業種や利回りなど、ある程度の情報を確認したうえで投資ができます。
・リスクは投資者が持つ
万が一貸し倒れが起こった場合は投資した金額は戻ってきません。この点は注意が必要となります。
ただ、融資型クラウドファンディング業者は融資先に対し審査を行っていますので、貸し倒れになるケースは2017年現在ほとんどありません。
業界No.1シェアのmaneoをはじめとし、大手の業者では元本の毀損はこれまで発生していません。
投資だからリスクが高いと思われるかもしれませんが、実際は決して高くありません。
また、複数の業者で口座を作り、分散投資することで、さらにリスクは下げることができます。
・金利が高い
融資型クラウドファンディングのメリットとして、金利が高いことがあげられます。
5%~8%程度の利回りですので、銀行預金の5000倍以上です!
銀行預金と融資型クラウドファンディング比較まとめ
銀行預金 | 融資型クラウドファンディング | |
リスク | 銀行 | 投資家 |
利回り | 0.001% | 5%以上 |
貸出先 | 選択不可 | 選択可能 |
銀行に預金しておくよりは、ソーシャルレンディングがおすすめ
銀行にお金を預けるのは確かに安全ですが、利子で増やすことは期待できません。
それであれば、リスクがそこまで高くないソーシャルレンディングで運用し、金利収入を得る方が絶対に良いです!
お金を増やしたい、という方は、まずは口座開設から始めてみましょう。