ENDEX(レンデックス)は信用していいの?
LENDEX(レンデックス)は2017年夏からソーシャルレンディング事業を始めた、ソーシャルレンディング界の中でも新興の事業者です。
利回りの高さや大手不動産会社との提携で注目を集めていますが、新しい事業者なだけに「本当にお金を預けて大丈夫な会社なのか?」と心配されている方も多いかと思います。
会社の詳細情報や案件、評判について調べてみたので、投資判断のお役に立ててください。
LENDEX(レンデックス)の概要
参考利回り | 9.5~10% |
最低投資金額 | 2万円~ |
募集金額 | 1000万~4000万円程度 |
維持手数料 | 0円 |
運用期間 | 6~11カ月程度 |
1年以内の短期投資案件を中心に扱っており、2018年現在までの募集案件ではすべて不動産担保をつけています。
企業名 | 株式会社LENDEX(レンデックス) |
設立 | 2000年8月1日 |
資本金 | 100,000,000円 |
従業員数 | 6名(役員を含む) |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋二丁目1番4号 |
代表取締役 | 筧 悦生 |
貸金業登録番号 | 東京都知事 (1) 第31631号 |
金融商品取引業登録番号 | 関東財務局長 (金商) 第2460号 |
会社としては2000年に設立されているのですが、今まではどのような事業を行っていたのでしょうか?
調べてみると、もともとは株式会社アーケイディア・グループという社名だったのが、社名変更を行ったものと思われます。
また、代表取締役の筧 悦生氏の名前で検索をかけると、「清和監査法人」も設立していることもわかります。元々は公認会計士出身の方です。
LENDEX(レンデックス)のリスク
リスクとしては2つがあげられます。
1つ目は、これはどうしようもないのですが、実績の少なさです。
2018年現在、募集ファンドは累計で15個、完済済みは4個のみです。そのため、まだ実績としては不安が残ります。
2つ目は、信頼性です。前述の清和監査法人のことを調べると、過去に行政処分を受けたことがあることがわかります。
別法人にはなりますが、投資の際には留意する必要があるでしょう。
LENDEX(レンデックス)のメリット
メリットしては、2つ挙げられます。
利回りの高さ
平均利回りが10%前後となっており、これは他のソーシャルレンディング業者と比べても高い水準となっています。
レンデックスの評判がこれまでのところ良いのも、この利回りの高さが評価されているのが要因です。
担保:東急リバブル株式会社と業務提携
ソーシャルレンディングでは貸し倒れ(デフォルト)の際に元本棄損が起こることが、最大のリスクになります。
そのため、リスク軽減のために担保を確保しているかを重要視する方も多いのではないでしょうか。
LENDEX(レンデックス)は案件の大部分に担保を設定しており、事業者が万が一返済ができない最悪の場合でも、担保権を行使し回収額を大きくしてます。
その際、大手不動産会社である東急リバブル株式会社と提携をし、東急リバブルの査定書を元に最大80%でファンドを組織しています。抵当権順位も、ファンドの詳細にそれぞれ記載がされるようになっていますので、しっかりチェックするようにしましょう。
まとめ:レンデックスはこんな人にお勧め
LENDEX(レンデックス)は、利回りの高い投資をしたい方にお勧めの業者です。また、今のところは不動産担保を確保しているため、リスクを抑えたい方にもおすすめです。
しかし、今後担保のないファンドも募集され始める可能性が高いのは、注意が必要です。
また、リスクの項目でお伝えした実績の少なさ等も気になりますので、まずは少額、数万円程度の投資から始めるのがおススメです!