ソーシャルレンディングでは元本保証は無い?
ソーシャルレンディングでは基本的に元本保証がありません。
リスクが高い分、投資家側もリターンが見合わないと投資しようとは思いませんよね。
そのため金利を高くし、借り手と貸し手、リスクとリターンのバランスをとる形で金利が設定されています。
ただ、金利が高いからと言って返済の可能性が薄い投資を行おうという方はまずいません。
なので、ソーシャルレンディング業者はそれぞれ貸し倒れリスクを軽減するような仕組みを取り入れています。
安全性を高める仕組み
各社が行っているリスク軽減の仕組みとしては「厳格な審査」と「担保をつける」ことです。
審査の際には借り入れ申し込み者の信用力を見ます。
基準や見る内容は業者によって若干の違いがありますが、決算書・事業計画書・収支計画書などの基本的な書類はもちろんのこと、
代表者の信用調査や連帯保証人の有無まで見たうえで、融資の可否を決定します。
担保に関しても、不動産担保や証券担保を付けて融資を行う業者がほとんどです。
こうすることで、事業がもしうまくいかなかった場合でも担保を売却することで元本を返済することができるからです。
業者によっては、全案件で不動産担保を義務付けているところもありますので、業者選びの際にはチェックしておきましょう。
貸し倒れが発生していないことを公言しているソーシャルレンディング業者は?
Ownersbook
サービス開始以来現在に至るまで貸し倒れは1件も発生していません。
と、こちらも公式サイトで明言しています。
全案件で不動産担保を確保しているため、万が一の場合でも回収しやすいということだと思われます。
その他のソーシャルレンディング業者でも、最近の貸し倒れはほとんど起きていないようです。
某最大手SL業者では、インターネットで探すと5年以上前に貸し倒れが発生したという内容の報告が上がっていますが、
事業開始から浅く、安全性の確保が不十分だったということだと思われます。
ソーシャルレンディング業者としても貸し倒れ(デフォルト)が起きると名前に傷がつきますし、利益も得られないため、現在は審査も慎重に行っています。
ファンドの内容を見ても不動産業者への融資が多くなっているのはこのような理由からです。
リスクを出来るだけ低くするために不動産担保の有無を確認しよう
ソーシャルレンディングの特性上、リスクを全くなくすことはできません。
しかし、不動産を担保としている案件であれば、最悪の場合でも資金回収は比較的容易ですので、リスクは軽減されると言えます!
不動産の価値は下がりにくいためです。
高利回りの投資を行いたいけど、不安…という方は、まずは不動産担保のある案件に投資してみてはいかがでしょうか。